今日は、
「最強のクロージングトーク」について
お話しようと思います。
ところで
クロージングの目的は、何でしょう?
そうです。
行動させることですね。
人は、感情が動かなければ
行動はしません。
人が行動するのは、
クロージングトークが流暢であるとか
うまいこと言えてるとか
そんなことではなく
感情が動いたからです。
ということは
感情を動かすには、どうしたら良いか?
これを考えたらいいわけです。
どういうトークが、感情を動かしますか?
この理屈が分かって無ければ、
行き当たりばったりのクロージングを繰り返している
ということに間違いないでしょう。
多分、分かってなくて、売れている人は
知らず知らずのうちにそのシステムが
営業に組み込まれている…
という可能性が高いと思います。
では
どういうトークが感情を動かすか?
答えは、トークが感情を動かすのではないのです。
感情は、人から動かされるものではなく
自分が動かすんです。
たとえ、誰かの言葉で感動したとしても…
感動したのは、その人であって
他の誰でもありません。
つまり
誰かの言葉は、トリガー(引き金)なのです。
ということは
自分の脳が感情を動かすためには
前提があるのです。
それは…
そのセールスマンが信頼できる
とか
その売ろうとしているものに多少なりとも興味がある
とか
これは、当たり前の前提ですよ。
欲しくない人に、欲しくないものを売るのは
セールスマンではなくて、詐欺師ですから。
その前提があった上で
しっかりとラポールを築き、
お客さまのニーズを把握し
最高の提案をした。
そして、少なくとも、その事自体は伝わった。
とすると
その段階で、最強のクロージングトークは…
何というのか?
それは…
「この申込書のここにお名前をお書きください」
です。
この言葉の後は、話してはいけません。
人は、最後の言葉を脳の中で反芻します。
書いてください、という言葉が何度も何度も
お客さまの頭を駆け巡ります。
そして、その言葉に逆らうべき理由がない限り
断ることはできなくなります。
それまでに
「YES」の回答を引き出す質問や
行動させることを繰り返していれば
なおさら、効き目が増大します。
(これは、お客さまの背中を押し、
買ってもらうことがお客さまのためになること。
これが大前提ですよ)
だから、直接的に、行動を依頼するクロージングが
最強なのです。
逆にその後に、怖気づいて…
「今すぐでなくてもいいですけど」
みたいなことを言っちゃうと…
その言葉を脳は考えるので
結果、そうなります。
いいですか?
これが、クロージングシステムの
解剖結果です。
結局、全体像を把握した戦略思考が必要になる…
ってわけです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
志賀美春でした!
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