良寛様の言葉の解釈

2014 3月 04 未分類 0 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by hokeneigyo

人生思い通りに行くはずはありません。

そんなに都合がいいはずありません。


と昔、この感謝倶楽部で書きました。


これを読むと…


大分、わたし自身も成長しているな…

と感じます。



というのは

思い通りに行くもの、と今は思っているからです。



問題は、「思い」が「通り」になるかどうか…


つまり、「思い」が何か?


なわけです。


多くの人は

その「思い」が浅いのです。



たとえば

一億円が欲しい…

と思ったとします。



でも


なぜ、一億円欲しいのか?


この部分なく、「一億円無いから欲しい」

と「思う」ことにより…


「一億円無いから欲しい」という状況が起こります。


この時点で、「無いから欲しい」という思いは

すでに実現しているのです。


また、人は自分の見えている範囲でしか

判断や認識ができません。


つまり


「思い通り」になることが、すなわち幸せかどうか?など

分かり得ないのです。



でも、昔にお伝えしたことがある良寛様の言葉は…


何百年も前から、人間が生きていく上での人生のコツであり

人生の真理でもあったようにも思います。


以下は、良寛さんのことばです。


「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。

 死ぬる時節には、死ぬるがよく候。

 是はこれ災難をのがるる妙法にて候。」


災難を受け入れること。


それは、自分の中にある概念と

認知した事実とを突き合わせて

自分の中で消化するプロセスだと思います。



そう分かってはいても…


なかなか気持ちは落ち込んでしまう…


考えちゃいけないと思いながらも

災難から来る結果に思いを致し

ため息をついちゃったりします。



それが、人間らしいと言えば、人間らしく

未完成な人間らしさ・・・なのだとも思います。


イタズラに無理やりポジティブシンキング…

なんて、しなくてもいい。


ただ、あるがままを受け入れること…

人生の極意だ、などとの打算無く…



それも

二百年も前に

上記の言葉の中で良寛様が言われているような…


そう思えるようになった事自体。


わたしの成長かな?

という気がします。

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード。

コメントする

Art of Sales(アート・オブ・セールス)