ユングの視点で時代を読む

2014 3月 01 未分類 0 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by hokeneigyo

ユングは、人間には男女を問わず


「男性性」と「女性性」がある


と言っています。



これは、大雑把に言うと


男性性としては、

目標に向かって脇目も振らずに猪突猛進するような姿勢であったり。


女性性としては、

目立たずに仲間内だけで分かり合えたらいいという態度であったり。


というような性向と考えていいかと思います。


では


この男性性と女性性は

すべての人がどちらか100%ということはないのですが

社会全体としては、

割合として男性性が強い時代と女性性が強い時代

に分けられると思います。



これが、今の時代や今後の未来の時代を読み解く

鍵となる重要な視点だと思います。



たとえば


今、世間で流行っているもの


これを考えてみると…



Facebook

ニンテンドー3DS

キッチン家電

コンビニコーヒー

高級食パン

ゆるキャラ

パンケーキ

受験サプリ


等々


これらを見るに…


あまりゴリゴリ感の強い男性性を感じる人は少ないのでは?


と思えますね。


「誰がなんと思うか?じゃなくて…

私と大切な仲間だけで満足を得たいの!」


という感じがわたしはします。



つまり、今時代はまさに

女性性の強い時代に入っている

ということでしょう。



では


その分析ができた時に


あなたは、時代を生きるために

何を考え、何をしようとしますか?


というのが、わたしが投げかけたい質問です。



高度経済成長期に

本田宗一郎氏が、みかん箱の上に立ち

「世界のホンダを目指すぞ」

といった


ゴリゴリの男性性は薄くなっています。

Facebookのザッカーバーグ氏も、

リーダーシップゴリゴリな感じはしません。



今男性性が強く見えているのは

ネットビジネス界で金儲けキャラを強く出してきた

与沢翼氏ぐらい…


でも

月収1億円…みたいな男性性に働きかけるような

メッセージは、もう女性性の時代においては

「シラーッ」と排除されつつあるのが伺えます。


ただ、時代は螺旋のように進んでいる

と仮定すると、また、男性性が強い時代は

来るでしょう。



そこまでも、しっかり時代を読み解く力。


まさに、これから大事になってくると思います。


感謝倶楽部では、

その部分でのわたしの考察をお伝えしていけたらな

と思っています。


今後もよろしくお願いいたします。

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