振り返ることができるしくみ

2014 2月 22 未分類 0 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by hokeneigyo

8年前のメルマガで以下のような文章を送っていました。


先日のテレビ番組で、

『人の心に届く』料理をつくる出張料理人のドラマがありました。


かけ出しの出張料理人である酒井法子さん演じる神崎直は、

仕事を請け負う前に、10の質問をします。


その質問の中に、「最後の晩餐で何を食べたいですか?」

というのがありました。


その時に食べたいものは、

単においしいからとか、好きだとか、そういう次元だけじゃなく、

もっと心の奥底に根ざすものだから、できたら聴いておきたいのだ…

ということでした。


それを聞いて、

私は最後の晩餐で何を、どこで、誰と食べたいか…?

考えてみました。



私の場合は、家族5人でカニ旅行に行って、

カニをたらふく食べたいなって、思いました。


それは、今年の三月に行ったカニ旅行が、

幸せなひとときとして、

私の中で、忘れ得ないものになっているからです。



目の前にテーブルに乗り切らないカニ料理を目の前にして、

カニを怖がって泣いて逃げ回る一歳の娘。


その様子が、あまりにも可愛くて…、

おかしくて…、

笑っている4人…。


おいしそうに食べる息子たちの食欲に呆れるけど、

それが嬉しい夫婦…。


もしも明日我が身が現世を離れるのであれば、

本当にあの気持ちでもう一度笑いたい・・・。


心から、そう思うだろうと思います。


それはお金でも、絶対に買えない宝物だと思います。


人間は食べなくては、生きて行けない。



食は、生の一番近く存在し、

人の心の中に色々な思いとともに残り続けるのだな…と、

このドラマを見て思いました。



逆に、毎日の食卓が、

本当に最後の晩餐となる可能性もあるわけですね。


だからこそ、食べられることに感謝し、

料理を作ってくれたことに感謝し、

生きていることに感謝しなくてはいけないのだ、

というような当たり前のことに、

はたと気づかせられました。


暗い気持ちや、悲しい気持ち、愚痴ばかりの不満な気持ち、

感情のない無感動での食卓にしないようにしなくては…。


子供たちにも、その大切さが分かる教育をしなくては…。


それができたら、

今のイジメやら、自殺やらの問題の大部分は

無くなるのではないか?

とさえ思えます。


あなたは、どう思われますか?




というような内容でした。


8年前の感じたこと…。


今の最後の晩餐は、同じように望みますが。


ただ、観ている世界は変化している。


それも、強く感じます。

かなり、当時よりも他者貢献の意識が強まっています。


でも、その時その瞬間に感じたこと。

これは、事実であり、そのことを再度目にした今。

自分の成長が見える…。



初めての映像や感動があった時

それを残しておくことの重要性。


それは、振り返れる、成長を感じられる、反省できる

ことなのだ…

ということです。



そういう意味で

ブログはその価値としてのしくみと言えますね。

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